ちっちゃなやさしさに、今日も救われてます るしこの子育て日記
るしこ
このレビューはネタバレを含みます▼
わたしも子育てに心を削られていた時期、経験あるからこそよくわかる、道すがりの知らない人々からのありがたい、心がほんわかするちっちゃなやさしさ。
そういや、こんな場面よくあったなーと自分の子育てを振り返られる漫画ではあるが、
子育てに必死で、日々苦労しているからこそ、街の人たちからのやさしさに救われている、という描写があるのであればとても感情移入して読めるのだけれど。
この漫画には、共感するために肝心な、子育ての大変さ・子供へのイライラや気苦労が描かれていないのでは??
「人々から私たち親子は日々こんなに優しくされてます!みんなありがとう!」それだけで満足できる人ならいいけれど、
これだけの内容では残念ながら共感できない人もいると思う。
日々ただ淡々と子供と街中を移動して出会う優しい人々を描いているだけのように見えるので、漫画ならではの、自分の子育てに対する思いの丈をユーモラスに表現したほうがよいのでは。
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