このレビューはネタバレを含みます▼
絵が素敵で全巻購入しました。
1巻時点ではとても楽しく今作主人公の悪役令嬢ちゃんを見ていました。王子との関係が初々しいというかとても可愛くて凄く萌えました。
ゲーム視点での主人公、つまり今作敵側であるヒロインが王子にベタベタしてるのを見て、悪役令嬢ちゃんに感情移入しこっち側まで少し心配しましたが、王子からの悪役令嬢ちゃんへの想いは本物の様で最高でした。
2巻中盤位からは雲行きが怪しくなり王子との関係は確かに萌えるのですが、なにか引っ掛かりを覚えました。
3巻で闇夜の蝶に襲われた時に悪役令嬢ちゃんが闇夜の蝶と喋ってるのを見ても庭師の男の子と守ってくれた攻略対象のキャラは何も反応がなく、ここで少しモヤッとしました。
その後の断罪イベント時やヒロインと揉めてる様子を見てあれ?悪役令嬢ちゃんってこんな子だっけ?と思ってしまいました。ヒロインはともかく悪役令嬢ちゃんは人目も気にせず逆ハーとかルートとか言う子では無かったはず。
更にその後何故か悪役令嬢ちゃんの逆ハーみたくなってるのを見て完全に拒否反応が…他の攻略対象キャラと関わりはあったけどあそこまで惚れ込む事してました?
花壇についても結局花を植え替えられても王子が悪役令嬢ちゃんに告白みたいな事してたし、もうゲーム修正力的意味無いんですかね?そういうところから少し雑さ、説明不足感がしました。
絵は本当に綺麗なので、後半はずっと勿体なく思っていました。