和田さん

他の方のレビューがあんまり納得いかなかったのでそれらを読んで買うのを躊躇する方が居たらもったいないな、と思いレビューしました。

まず妹と主人公の関係。妹はツンデレってやつですね。だいぶ拗らせていますがそこにもきちんと背景があるので読み進めるうちに妹のことも可愛く感じるようになりました。

次に部分的に色塗りしてある点。特に能力を使うシーンで出てきますが、その世界における能力の異質さ、絵としての迫力が出ているので自分は好きです。

最後に一番評価しているストーリー部分。個としてもリーダーとしても最強だが、人として未熟な妹。知識も力もない最弱だが、人格者の主人公。この二人の対比、そしてそれぞれの成長と関係性の変化が、テンポの良いギャグと共に描かれている。

大好きな作品なので最後まで楽しませていただきます。もし気になっている方がいらっしゃったら是非読んでみてください。長文失礼しました。

しょた好きを前面に打ち出されると少し読みづらくなるが、この作品は程よい表現かつ本人の苦悩を中心に描いているため、男の自分でも読んでいて面白かったです。どう展開を持っていくのか、非常に楽しみです。