このレビューはネタバレを含みます▼個人的に自称原作を謳っている紛い物。旧アニメ版(92年~97年 無印 R S SuperS セーラースターズ)はちゃんと雑誌『なかよし』のターゲットに合わせた年齢層の展開やギャグセンスに溢れた素晴らしい名作だったが、この自称原作はマジで頂けない。まず、『なかよし』の年齢層に合わせていない展開で巻数が進む程悪い意味でエログロ度が進む。旧アニメ版は敵の背景をきちんと描いて、ボス前の配下はすぐに死なせず、良い意味で狡猾で頭が良くヤバイと思ったらすぐ逃げたりしたが、この自称原作は悪い意味で醜く「ギャアアアアア!!」と台詞残したのみで瞬殺。まだ第一部ダークキングダム編はお粗末ではあるが、旧アニメ版と足並みを揃えようとしたところは見られるが、第二部のブラックムーン編になると杜撰でいい加減でだらしない自称原作者の悪い所が出て来る。旧アニメ版はまだ、主人公のうさぎはちびうさに対して、母性とは言わないまでも正体が分からない時も姉のような対応はするが、自称原作は女丸出し。これが実の娘だと分かってちびうさがブラックレディになってからも変わらず女丸出しで敵意を剥き出しにする。未来は色々分岐するパラレルワールドだとしてもマジで気持ち悪い。この自称原作のうさぎが。大した事もせずに「幻の銀水晶」のおかげで世界どころか銀河の覇者になれたのに相変わらず馬鹿で傲慢なままで、女丸出しで、残虐と殺戮と破壊を愛し、挙げ句自分の考え以外は認めず敵の背景を考えず醜く瞬殺。4人の戦士は実質この糞の奴隷。こんなら旧アニメ版のレイの方が余程人間味があって、うさぎのためになるわ。以上の事を考えても、こんなんどうしてあの旧アニメ版の名作の『美少女戦士セーラームーン』の原作と認められる?挙げ句最後は不老長寿と言う設定は消えて不老不死になったセーラーコスモスとか言うざけた存在が戦いから逃げて過去の自分に泣きつくってマジであり得ない。こんなんで大金を得た自称原作者も許せないし、人間性が腐ってるとしか思えない。挙げ句、旧アニメ版に苦言を呈する糞だし。そんなに文句あるなら、自称原作をまともに描けとしか思えないし、この後、新連載しては休載を重ねて、このセーラームーンで食いつないでるし、下手な一発屋よりたちが悪いわ、この自称原作者は。なぜかこれで講談社漫画賞受賞したし。