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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 冷徹御曹司の剥き出しの渇愛~嫁入り契約した薄幸OLが幸せになるまで~

    夏雪なつめ/逆月酒乱

    想いが詰まった色打掛が時を経て幸せを繋ぐ
    2023年10月14日
    こんなにも幸薄いヒロインは見た事が無く、お話の冒頭では同情しかありませんでしたが、紬の明るい語り口と、テンポの良い展開で、楽しく読み進める事ができました。しっかり者として育てられた二人ゆえの落とし穴。自制心が邪魔して、伝えたい事が伝えられないもどかしさに、終始モヤモヤさせられますが、とっておきの色打掛が、物語のラストで貴女の心をパッと晴らしてくれます。秀作。
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  • 猫に嫁入り

    沖田円/

    天晴れなるあやかし。
    ネタバレ
    2021年1月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 誰がどう見ても感じる黒い体質の会社。頭では解っているのに、しかし辞める勇気も新たな環境と向き合う勇気も無く、ただ延々と社畜な毎日を繰り返し、いつしか目の光まで失ってしまった悲しいヒロイン、それが弥琴(失礼。僕の勝手な主観です)

    きっと身も心も疲れ果てていたであろう弥琴。でもそんな彼女に温かな手を差しのべる者が。それは高貴な雰囲気を漂わせる一人のあやかしだった。こんな物語だと思って拝読しておりましたが、見所はなんと言ってもこのあやかしの『燐』

    畏怖堂々とした少し昭和感漂う語り口。でも彼の行動は全て弥琴の幸せの為に向けられている。どんな時でも慌てず騒がず、おっとりとした口調で真摯に向き合う。まるで診療カウンセラーのような彼と過ごしているうちに、弥琴が元気になっていく様子が文章越しに伝わって来ました。話中ずっと鳴り響いていた感のある囃子でしたが、最後の頁の場面では一際幸せな音色に聞こえました。
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  • 遊びの恋をいたしましょう

    坂井志緒/蜂不二子

    雨降って地固まる。
    2020年10月13日
    筆者様の作風から、単なる恋愛小説では無いだろうなぁ……と思いながら読み進めましたが、やはり読んで良かったと思わせる部分を色々載せてくれました。

    楽観型の僕には解りづらい部分ですが、恋愛や仕事、または夢中になれる物を見付けられた人に対する、いわゆる妬みや嫉みと言うのでしょうか?辺りをよく見渡すと、そんな人達で溢れ返っている事に気が付きます。『だったら自分も努力すればいいじゃん?』こんなありきたりの言葉が届かない人が世の中には沢山いる。

    勇気を持ってやってみたから見える景色がある。歪んで見ていた友人がその日から一変する。そんなテーマを作品に垣間見ながら楽しく物語を拝読しました。