このレビューはネタバレを含みます▼
アズ派の者です。
15巻まで読みましたが、初めはアズエンド希望だったが、セトエンド確定だと思ってます。
セトとニナのお互いへの心理描写が多い事、大事な場面でニナを支えているのはセトな事、「ドキドキする」「5年、10年先でも側にいたいのはセト」と思った上での「大好き!」発言で確定でしょう。
セトもずっと真っ直ぐにニナを想い続けているし、性格的にも精神レベル的にも二人は合ってると思います。
これでアズに戻ったら心底引く。
だからこそ、これ以上ニナのためにアズに苦行を強いるのは不憫過ぎて見ていられない。
当て馬にするには酷すぎる仕打ちだと思う。
本当の名前もない中、偽物として周りの期待に応え続けた中でようやく見つけたニナという存在なのに、いつも手をすり抜けていき、国とアリシャを一人で背負い、ニナのためにヒール役を買って出るなんて、もう報われなさ過ぎ・・・。
スタービアの王妃様が「人は簡単に好きになる」と言っていたので、アズール救済として、最終的にまだ婚約中のスターピアのお姫様と結ばれてめでたしめでたしにするのかもしれないが、その程度じゃそれまでの苦労が全く報われないと思う。
作者の方はドSなのかな?と感じる。