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今月(7月1日~7月31日)
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シーモア島


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メランコリィ?2022年7月20日この作者の他の作品(「あの山越えて」名作ですぞ)から飛んできました。
作品のテイストはよく似ていますが、本作品の方が寓話性に富んでいます。
舞台は田舎の小さな港町。登場人物は小さな食堂の女主人「ソラ」と不思議な少年「カイ」そして不思議な「術」を操る「ジイ」と呼ばれる老人。
物語は一話完結のオムニバスらしく(全編を読んでないのであやふやでごめんなさい)
港町を訪れた様々な訪問者と三人の絡み合いが描かれる。訪問者(犬も出てきましたね。)たちはそれぞれに家族や職場や本人自身の内側に何らかの問題を抱えており、三人との交流によってもつれた糸がほどけたりほどけなかったり。
「あの山越えて」はとても現実的な物語だけれど、この作品は「ソラ」「カイ」「ジイ」の三人の存在そのものが非現実的なので寓話というかメランコリィというか不思議な作品です。いいね
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成長し続ける主人公から目が離せない。2022年5月12日雑誌掲載当初からずっと読み続けています。
「追いまわし」の修業時代から一人前の職人になるまで、そして独立の前の店長見習い時代まで、あたたかい視線で一人の青年の成長が描かれています。朴訥とした主人公、彼を見守る先輩や店主たち、そして店の常連客達との心温まるエピソードが心に沁みます。
この「日本食紀行」は本編のスピンオフ編ですが、作品の基調は本編と変わらずユーモアにあふれています。いいね
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