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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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♓上巻はそこそこ面白い♓2022年8月11日熱帯魚(の擬人化)と半不老不死の魔女がキーファクターな学園ラブコメ。
絵柄と語り口がこの手のマンガでありがちな萌え系とは異質な感じで印象的。
上巻は奇人変人が次々登場するドタバタコメディとしてそこそこ面白かったけど、下巻はそこらへんが失速気味で予定調和な終わらせ展開にも興味が持てずあまりピンと来なかった。
あと、主人公の先輩推しが揺るがないのは立派だけど、その結果サブヒロイン達が賑やかし以上の存在になってないのも食い足りない感じ。
サクッと読める内容と尺なので、そういうマンガが読みたい時には悪くないかな。いいね
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雨晴れ/リシチの補完としてならアリ2022年7月2日「雨でも晴れでも」が気に入ったけど、終盤の駆け足展開等で食い足りなさが残ったので旧作相当のこちらを全巻通読。
この2作の関係はノベルゲームのルート違いみたいな感じで、基本設定と登場キャラはほぼ同じ・お話は冒頭80p辺りまでは大体同じだけどそれ以降は全然違う展開になるという流れ。
で、本作の感想ですが前半はコメディ描写が軒並み寒くてしんどい(後で読んだ同作者の「総合タワーリシチ」は普通に楽しめたので、崩し絵多用のドタバタギャグが本作のキャラやコンセプトと合ってないかセンスが劣化したのではという感じ)。後半は各キャラの過去のトラウマが妙に重くて違う意味でしんどく、コメディ部分との食い合わせも悪い。話運びの粗さも所々で目立ち、挙句の果てに物語の途中で打ち切りEND…となると本作単体ではお薦めしかねるなぁ。
【結論】「雨晴れ」が未読なら向こうを先に読みましょう。あっちは格段に読みやすくブラッシュアップされてるし一応完結までこぎつけてるので。
それで食い足りなければ補完としてこちらも読むのはアリだと思います(後半のシリアス展開は雨晴れと読み味が近く、あちらのアナザーエピソードとも解釈できる好編揃いだった)。
あと、「総合タワーリシチ」の新作短編を各巻1話ずつ収録。完全版の描き下ろしと近いノリなので、あっちが気に入った人ならこちらも楽しめるかと。いいね
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