妖精国の騎士 Ballad ~継ぐ視の守護者~【電子単行本】
中山星香
このレビューはネタバレを含みます▼
ロビンは主人公なはずなのに、感情移入が出来ない程、ロボットみたいなキャラで、魔法使ってるだけな存在。心理葛藤描写すらない。
顔が美形?設定だが、絵が下手すぎて、顔のかき分けが出来てないから、
キャラクター取り違えて混乱するのは相変わらず。
ダリの息子なくせに、性格も顔もになさすぎて
設定ミス。
両親どちらにも、何らかは似かよる部分すらない。
主人公が、女だったら感情移入できるキャラ書いてたかもだが、
無表情な、感情無い、内心描写もない
魅力が全く無いロビンと、
新しいヒロイン?の
ロラは、不細工な子供。
色気も何にもない。
何を言いたいテーマなのかわからない。
匂わせ書きが、酷くなってきて、
言葉遊びしすぎ、
難解な、言葉つなげすぎ、
セリフのリアリティーを無くしている。
人は、直感的な会話をする。
理詰めならさらに
理路整然と分かりやすく話すから
会話が、はの浮くような、
不自然が際立つ。
54巻完結の本編「妖精国の騎士」は
そんなことはなかったから名作だったが。
外伝の、妖精国の騎士ballad1 巻完結は、
ローゼリーや、アーサーの今後が書かれていて
満足した。
しかし、
妖精国の騎士ballad 継ぐ身の~は
最悪。
誰が主人公なのか、明確じゃないレベルで
ストーリーが、カタルシスが曖昧化。
もしかして、
作者は、ロビンというキャラクターが、嫌いなのに、無理やり書いてるから
感情移入出来ない、エピソードなのか?と邪推したり。
個人的には、
ダリの子は、罪はないが、
あんなに美形設定では描くべきではない。
遺伝子混合からいえば、あり得ないと思うし。
主人公に据えても、
国が不穏になるだけで、ロリマーお家騒動の旗頭にしか利用されないし。
ダリの血統も、
ネリーニの血統も魔法使い系じゃないのに、
魔力高いというのも、首かしげる設定ミスに思う。
アルトディアスの血統だから魔力高い剣士で
キリアンの占星術士血統だから予知力たかく
ハリストークは妖精の末裔だから魔力高く
なのに。
私は、妖精国の騎士を完結させて下さった先生を
尊敬しています。
から、
ロビンみたいな、主人公としては魅力感じられない
作品見るより、
アーサー&ローゼリーの子供が主人公な
物語を読みたいです。
それと、三剣物語四部作が、漫画では完結無理ならば
小説家に、代筆など希望します