このレビューはネタバレを含みます▼
読んで涙が出だのは、あまりにも不憫過ぎるニコルに同情したからなのか、娘の母校が県予選の決勝で優勝を逃したからなのか‥。
恋愛脳が「彼女より友達優先絶対」の中学生レベル(今時の中学生は彼女優先？)な婚約者ケイオスは、学園では生徒会長をで幼馴染でもある王女の補佐をし常に王女優先な毎日を送っていた。ニコルに対して一般的な婚約者としての付き合いはしないどころか面倒と思っている馬鹿者。そんなのしなくたっていずれ結婚するんだし〜と一切慮る事もしなかった。
婚約者に大事にされず周りからも嘲笑されたニコルは、どうせ誘っても断られるか行っても王女の事ばかり考えてるケイオスに対して頑張る事を辞める。恋人同士の催しに1人で行ったらびっくり！1人ってこんなに楽しい！それからは周りの目を気にするのも辞め、お一人様を満喫していた。ケイオスは大好きな王女と好きに過ごしていればいいし、自分の事は一切気にしないで欲しいと心から思っていた。
そんな彼女に対して嘲笑していた周囲も段々と憐れみを感じ変わって、ケイオスが周りから(王女からも)言われて気が付いた時には既にニコルはケイオスから心が離れてしまっていた。
これからも当たり前にそばに居てくれると思っていたニコルに対して自分がいかに誠意の無い態度を取っていたか猛省するも、悟りの境地のニコルの心に響かない。
さてこんな恋愛にポンコツなケイオスはこれから一体どう挽回して行くのか‥。
女は一度どうでも良いやーって思った相手を好きになる確率低いからね、ケイオス君の頑張りでニコルちゃんの心がどう変わるのか、続きを楽しみにしてます。
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