このレビューはネタバレを含みます▼
この巻ではキャラクター達の関係がより深まり、感情のぶつかりあいや葛藤が全面に出ていた感じ。特に前回まで積み上げられた人間関係が複雑になり、単なるエロコメではなく、心理描写に重みを置いた展開が増えたのが印象的だった。
まず、矢口や遠野の関係性がどうなるのかがきになっていたけれど遠野の心情が少しずつ明らかになってきたところで矢口の方も感情を隠しながらも揺れ動いている漢字が見て取れた。二人の関係が今後どうなるのかがとても楽しみ。
そして意外だったのが、ゆりくんとジミーの関係性。
最近2人の距離が近ずいてきたと思ったのにジミーが前の距離に戻るといい最初の立場関係に戻った感じかな？？🤔
また部員たちの関係性もより複雑になり、友情と恋愛、そして性欲が交錯する独特な関係が出ていたこの作品は単なるコメディー要素だけではなくキャラクタそれぞれが抱える悩みや過去がの葛藤が繊細に描かれているのがこの作品の魅了の1つ。
えろ要素に関しては相変わらずものすごくHでぶっ飛んでいたけれどもそれだけで終わらないのがこの策のいい所！！
ただのbl的なノリではなくキャラの内面がしっかり描かれているからこそ、読んでいて引き込まれる。そして、今回はえ、こんな展開になるの今後どうなって行くんだという場面も有りますます続きが気になる作品になっていた。
全体的に6巻はただのエロコメディに留まらず、キャラクターの心情や成長に焦点が当てられた巻だったとおもう。これまでの関係が深まることで、感情の揺れ動きがよりリアルに伝わってきて、読んでいて引き込まれた。次巻もどんな展開が待っているのか楽しみで仕方がないです。
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