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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島


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親から愛された人には理解できない漫画2024年2月10日今はヤングケアラーや毒親なんていう言葉がありますが昭和時代はそんな言葉もなく自己愛の強い親や精神的に病んだ両親がいるとお金持ちだろうが、貧困でも子供は嫌でも孤軍奮闘しなくてはならなかった。
子供がいるから母性が芽生えるわけではない。子供がいても母性のない親は大勢いる。
私の妹は姪を生んでから行方不明。仕方ないから残された私の両親(既に毒親)と姉の私が面倒をみなくてはならなくなる。そしてやっと姪が幼稚園に通い出したある日、母子手当てほしさに妹が幼稚園へ(今なら違法ですが)急に現れて自分が実母だといい、姪を誘拐。
家裁を通して行方不明になった妹を理由に姪の親権は私の両親が持っていた。
そのため誘拐だと警察へ届け出して幸い、半年かけて警察が探し出しC県で見つかった。
残念なことに私の両親自体が母性や父性に欠けており、姪の育児にかかる金銭をなぜか娘の私へお願いするので正社員をしつつ平日の夜や週末に副業をして月10万円前後、養育費として渡していた。
それでもかなりの負担だったのに両親が外食するときは私が2回のうちの1回は負担して姪の養育費とは別に母へ小遣いを更に毎月5万円渡していた。
今思えば変だが、父が社長業をしているのに大学時代から毎月3万円を母へ渡して社会人になってからは母へ毎月5万円渡していた。(それが「普通」の親孝行と言われた)
大学の学費は一切両親が払わないため、塾講師や実演販売などのバイトを掛け持ちして月に20万円前後稼いでいた。
なのに母の代わりに病気の祖父の介護も大学に通学しつつ任されていた。
おしゃれする時間や経済的な余裕も無いから地味にすごし、所属した体育会系の部の飲み会へ年2度行っただけです。
母は自分の趣味に没頭しているのに祖父の看護を私に押し付ける理由が理解できませんでした。その上、母から「私に顔が似なくてかわいそうね」と言われ、ずっと醜いと思いつつ過ごしていました。(母はNHKのプロデューサーや映画監督等から何度も実家へ訪問したくらい地元の県では有名な美人学生でした)
母の言動はこの漫画の母親とは違うかもしれませんが長女の私へ精神的な圧力を長年受けたという意味では似ているのかなと思います。
この漫画が理解できないかたは親の愛情を無償に与えられてきた幸せなかたでしょう。
親からの愛情は経済的な豊かさや貧しさとは無関係な宝物だと思います。