まなみっきーさん

前から評価も高く気になっていた作品にとうとう手をつけちゃいました。
最初のパックを購入した時点では本当に、はまる作品なのか疑問でした。
けれども、読めば読むほどはまり、次第には次が気になって仕方なくなってしまう程です。
金蓮という、わがままで自分勝手だけれど妖艶で美しく、知恵も備え、時には人のためにも動く、けれども一度怒らせるととことん仕返しをするという主人公にも毎度、すかっとした気分を与えさせてもらっています。金蓮を取り囲む、正妻と他４人の妾たちとの主人を取り合う嫉妬からくる妬み、やり取りも見物です。現代日本では考えられない一夫多妻制。
この先、主人の寵愛を受け続けるのは、誰なんでしょう。楽しみです。

昔『憑いてますか』全巻持っていたので、ここでは、まだ連載途中ですが、一様１０年以上前(?)に何度か読んだことがあります。当時、結構人気があった作品なだけに、久しぶりに読んでも、けして色褪せていなく懐かしい気持ちと、うろ覚えな記憶をうめてくれています。
恋愛あり、幽霊との（アンナ）友情あり、桃子（主人公）の女優としての成長あり、笑いありの、懐かしい名作です。はまること間違いなしです❗

本当に男の友情、仲間意識というのは、女性からみてうらやましい。特に色んな形であっても、苦しみを乗り越えた同志は本当に特別だ。子供のころから、女の子、女性向け漫画ばかり、読んでいたから慣れない部分もあったけれど、誰が読んでも人と人、身近な人、仲間、家族と言った、人間関係について考えさせられると思う。最近誰かのために彼らの様に自分を犠牲にしたことがあるだろうか。いや、きっと彼らから見れば、例え体が壊れても犠牲になったなんて思わないのでしょう。かなり、熱い漫画です。ただ、悪人は姿形はちがうにしても、最終的に顔が同じようになる絵が軽く気になります。

色んな漫画を読んできたけど、この作品はとても印象深い作品です。
読んでいて、不思議な気分になったり、考えさせられたり、人間の弱肉強食の強欲で、人間の動物的部分がとても引き出されている作品だ。
読んでいて、すごく先が気になるくらい没頭できた。