このレビューはネタバレを含みます▼
最終話まで読んだ感想を述べると非常に惜しい力作。
最終7巻まで読めば解るがタイトルである不死の猟犬、対ベクターへの強さという設定が最初から破綻している。ネタバレになるので控えるが不死の猟犬におけるその強さの設定は対アンドゥーに対してでありベクターに向けての設定では決して無い。結局のところ同士討ちの為の猟犬の強さだと気付いてしまうと物語りそのものが陳腐化された支離滅裂な設定だったと落胆する。但しそこに到るまでは不死の稜線まで含めて非常に面白い。まぁ作者の後書き曰くゾンビ設定を活かした漫画を描いたらこうなった。らしいので支離滅裂の設定でもこれはこれでありなのかもしれない。