あざみさん

柔らかそうな耳や尻尾。本当に癒されます。
子供らしさを思い出す優しいお話ばかりです。

主人公の感覚が一般人すぎて親近感がすごいです。現代的な若者らしいファンタジー世界と現代世界の狭間の思考とか、想像していたことが実際に起こったときの否定と肯定の葛藤とか、うんうんって思いながら読んでしまいます。土壇場で負けず嫌いなところはやっぱり主人公なんだなって思いますが、主人公ひいきの無双じゃないところが面白いです。前作を読んでいるのでこれからが楽しみです。

五巻までは虫の描写もリアルで人物の体もむちむちだけどはりがあって良かったのに、最終巻で絵師さんが変わって残念な感じに。何て言うか、みんなだらしないおばさん体型になった。十代の女の子のスタイルとかわかってます？これははっきりいってただぶよぶよだるんだるんなだけ。この世界にブラジャーって存在しないの？ってくらい乳首を強調してたりして、この漫画にそこまでエロスは求めてないから冷める。虫の描写も何て言うか雑。なれてないのはわかるけど、立体感も迫力もないからただただ残念。最終巻、内容は良いのに絵でちょっと受け付けなくなる人いてもおかしくないかな。私は正直、この組み合わせで続いても読まないかも…。