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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • IS

    六花チヨ

    知らずにいることの罪
    ネタバレ
    2011年7月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いままで、性同一性障害というものは聞いたことがありましたが、ISというのは初耳でした。



    衝撃でした。

    男でも女でもない…
    中間なんて有るわけない、という、小さな頃から刷り込まれた先入観で次々と読み進めてしまいました。


    ISの方々がどんなに苦しいか。
    どんなことが嫌か。不便か。
    幸か不幸か。

    色々な意見があるとは思いますが、私は偽善的に「受け入れるよ」ではなく、ゆっくりと自分なりに理解していけたらなぁと思います。


    2000人にひとりのISの人間。
    その人の”性”が、なんの抵抗もなく受け入れられる世の中になることを祈ります。
  • アイシテル ~海容~

    伊藤実

    そばにある現実
    2011年6月16日
    無料立ち読みを読んで興味を持ったのと、皆さんのレビューが高評価だったのでパック購入しました。

    この物語、いえ、この話は「いま、私たちが直面している現実」だと思います。
    私はまだ子供もいませんが、家族がいなくなり…そして遺体で見つかる、もしくは我が子が殺人犯…なんてことがあったらきっと正気を保っていられません。


    でも、この家族たちは頑張りました。
    清貴くんのご家族は、最初こそお互いに感情をぶつけ合っていましたが真実を知ろうと立ち上がりました。
    マスコミの激しいバッシングにも耐えました。

    犯人…裕一くんの両親は、仮面家族…とでも言うのでしょうか、子供を持て余しているような家族でした。
    しかし事件の真相が明らかになっていくにつれて、改心していきます。

    この二家族は決して強くはないのです。
    強くならざるを得なかった。

    私が思うのは、なぜ被害者家族には人権すらないような法律なのか…ということ。
    そして何より、この事件はいま、どこにでも誰にでも起こり得る、ということ。
    「こころ」が繋がっていないと、家族は家族でいられないのかもしれません。

    最後になりますが、このような事件が起きないためにも、この作品を一人でも多くの方に読んでいただきたいと願っています。
  • 晴れてボクたちは

    山本小鉄子

    じれったいほどに
    2011年6月2日
    普段はエッチいBLばかり読むのですが、レビュー評価が高かったので購入しました。

    この作品は甘酸っぱい、少女漫画のような部分と、現代高校生男子ふたりの素顔が合わさっています。

    こっちがじれったくなるくらい(笑)な二人に、ハラハラ、ドキドキしながらも応援したくなっちゃいますよ!
    とってもオススメです^▽^
  • 曽根富美子傑作選 子どもたち!~今そこにある暴力~

    曽根富美子

    幸せとは何か
    2011年6月1日
    何度も何度も読み返しました。


    この漫画に登場する子ども達は、暴力、育児放棄など様々な苦難を抱え、精神的にも肉体的にも限界状態で施設にやってきます。

    その子ども達の抱える様々な悩み、苦しみ、そんな言葉では言い表せないほどの苦痛を、園長をはじめスタッフの方達が受け止め、ともにもがき苦しみながら乗り越えていく、そういった作品です。
    背景や取材もしっかりしていると思います。

    それだけならどこにでもある、普遍的な漫画かもしれません。
    しかしこの漫画は、より深く、より強いメッセージ性を持っています。
    なぜなら作者がしっかりと取材をして、ともに苦しみながら描いたからだと私は思います。

    この作品を、少しでも多くの方に読んでほしい。
    そして救われない子どもが、ひとりでも多く幸せになれればいい。
    そう願います。
  • 生きるんだ~ヒロシマから 今 いのちのメッセージ~

    ごとう和

    戦争はいけないこと?
    2011年2月24日
    この漫画は、世界大戦の被害者が主人公で話が進んでいきます。

    幼くして母や姉と死別し、育ててくれた父、そしていつも優しかった兄までも…

    またある子供は、集団疎開で寂しく、心細くても母の言いつけを守り、立派に成長していきます。
    さまざまな主人公たちに共通しているのは、「被害者」だということ。
    勝者がいれば、必ず敗者もうまれる。

    そして被害者であろうと、それを盾にせず懸命に生きる姿に思わず涙が出てきてしまいました…

    いま、わたしたちにできることは、何でしょうか。
    そう問いかけられている気分になります。
    絶対おすすめです!
  • わが家の母はビョーキです

    中村ユキ

    なぜ、お母さんが?
    2011年2月24日
    統合失調症とは、だれにでも起こり得る精神障害。
    この漫画は、幼少期から統失患者である母と娘の葛藤、絶望、生きる楽しみ、すべてが詰まっていると思います。

    病気に興味がなくてもすらすらと読めるのでおすすめです。