レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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作者が気になる人にはヒントがあるかも2024年7月17日ヤマシタ作品は初期の「くいもの処 明楽」から2012年頃までは全て手に取り読んでいたが、ある時期から、ある種の残酷さ・救いのなさ・身もフタもなさがしんどくなって読めなくなっていった。
「昔はそれが好きだったはずなのに何故だろう?」と自分なりにその答えを見つけたく、このインタビュー本を手に取った。
その中で自分なりに腑に落ちたのが、作者は根底に「かわいそう萌え」があり、それが表現のモチベーションになっている面があるということ。(p.17)
それから東京生まれ・育ち・在住の方であるということ。
都会的でお洒落でハイセンスだけどある種の息苦しくなるような厳しいまでの観察眼は、そういう所からも培われたのかな……と。
最新作の「違国日記」とインタビュー本「ほんとうのことは誰にも言いたくない」は未読了。気が向いて体力があれば、読んでみたいと思います。 -
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集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたら みるみる部屋が片付きました
収集癖のあるオタク気質女子あるある本2023年2月2日私も作者さんと同じく 細かくかわいいモノを衝動で集めてしまいがち/美術系出身でときめくモノが多すぎる/結果、部屋の中はごちゃっとしたゴミ部屋状態……の悪循環ループに陥っているので、あるある部分は非常に共感し参考になりました。
ただ、この本だけで片付けが捗るかと言われると疑問点が。同じような悩みを抱えた人はこんまりメソッドの合わせ技で頑張った方がいいです。多分そちらを知っていればこの本に書かれているモダモダ状態の8割はサクッと前向きに解決してゆけるのでは。
それから作者さんが後続で出されている『「買い方」を変えたら、人生変わった!』も併読するのがオススメ。結局部屋がモノで溢れ返りリバウンドしてしまう人は根本的に物の買い方に問題があるのですよね……大変耳が痛いですが、何はともあれ私もお片付け頑張りマス。 -
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週末、温泉……行こ…!2023年1月31日本編わずか16p、然れどこのじんわり満足感…ソノオ先生、お見事です。
「KOH-BOKU」の時から二人の唯一無二のバディ感、関係性、お仕事を含めた来し方行く末とそれぞれが育ってきた生育環境や価値観に思いを膨らませられるようなオトコ達を描かせたら一級品のソノオ先生。それがぎゅっと結実したような短話です。
二人の仲はけっして過剰には描かれていませんが、説明的ではない会話から漏れ伝わるふたりの長年の関係性に思わずぐっときます。大人のヒトに読んでもらいたい。
そして先生の特長の一つでもある美味しそうなグルメ描写と五感に訴える癒し(今回は温泉)も健在です。ほっこり温まりたい時に、たぶん繰り返し読み返します。 -
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35ページでこのクオリティー2023年1月11日安心と信頼の黒井よだか先生。読み切りはどうかな…?と思っていましたが、見事の一言です。他の方のレビューにもありますが2人の物語とドラマ性が素晴らしい…。こんなカップル世にいそうだな〜!と思わせてくれるリアルさがあります。そして最後にはちゃんと濃厚えっちも入れて下さるので流石ですよ……!!!余韻もあって何度も何度も読み返したい作品となりました。脱帽。ストリーテラーであり期待を裏切らないエチでも満たされ、もう言う事はありません。買って損はありません。どうか一人でも多くの人にこの感動に浸ってほしい、お待ちしております。
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単行本版も最&高!!!2022年7月6日分冊版で全話購入していましたが、こちらの作品の世界観が好きすぎて、悩んだ末に単行本版も我慢できず購入………結果、大大大満足です。
本編後に17pの描き下ろしあり(グッとくる主人公2人のほんわかストーリー&濃密えち)+電子限定の2p漫画。また分冊版に比べるとえちシーンの修正が緩和されており(白海苔の本数が減っている)、そういった点でも満足できる一冊だと思います。短話で買っていた人も改めて購入して絶対損は無いです。
黒井よだか先生の作品は過去作全て拝読しましたが、キャラの関係性、世界観、えちシーンの肉体描写と癖(ヘキ)、萌えポイント……どれを取ってもクリティカルヒットな作品を描かれるすばらしい先生だなぁと思います。今後がますます楽しみです。 -