このレビューはネタバレを含みます▼
長編感動大作を読んだような気持ちにさせられる作品でした。
初めてレビューしたくなる作品です。
とてもつらく切ない内容ですが、余命半年を形は違えどお互いのために尽くしてすれ違う二人が最後には少しお互いの心を救い合えたのだと思うと涙が止まりません。
結局妻の願う最後ではなかったかもしれないしもっと別の幸せな過ごし方もあったのかもしれないけど、遺影となる最後の写真を見るとああしてまた通じ合えて良かったなと思います。
自分に置き換えて色々と考えさせられました。
また、イラストも夫婦の表情から気持ちが読み取れてとても読みやすかったです。