sayさん

何気なく咄嗟に出た言葉がここまで後を引くなんて•••ていう、日本語の難しさって、あるなーっていうのを改めて感じたり。
だからこそやっぱりちゃんと伝えるって大事だよねって思わされる作品でもありました。
思っても見なかった、正反対で遠い関係地だった二人がひょんなことから繋がって、お互いに居心地良く感じられるようになって、でもやっぱり言葉が足りなかったがゆえにずっと誤解が続いて•••でもそれがいいスパイスというか、それがあったからこそ恋人っていう関係性にまで発展したんだろうなーって。
大きな事件とかはないけど、純粋な二人が心までくっつくまでの過程がちゃんと描かれてて良かったです♡
ママもいい味出てました♪

お人よしな年上受けと、本心をなかなか見せない年下攻め•••このバランスがいいですね♪
2人がなかなかくっつかずもだもだしてるのも可愛かったです。
ほんとの奥底が見えないと、臆病になるよなって、受けの気持ちもわかるし、確信的な言葉が得られるまでは本心をこっちから魅せられないっていう攻めの気持ちもわかる•••えちはしちゃってるのに恋人としてくっつくまでは時間がかかって、ていう二人の距離の縮まり方が実はすごくリアルで、
上下巻あったからこそ不自然さのない関係性が出来上がっていてお話しとしてスッと入って来たなって気がします。
絵がとてもきれいだし、本心が絶妙に見えない、よしたかくんのミステリアスな雰囲気がドツボすぎて自分にはとってもハマりました♪

なんだか新鮮な、あまりみたことがないタイプの攻め君でした。読んでるこちらもちょっと振り回されるような小悪魔感があって、受けとかに多そうなタイプ？
思い込みとかイメージで、こういう人だろうって偏見を持ったり、多分こうだから苦手なタイプとか、自分もそういう思考になりがちなのでめちゃ共感できたし、
陰は陽に惹かれちゃう本能も、わかるーーーて感じでした笑
好きあってからのいちゃいちゃがもっと欲しかったので4にさせていただきました〜続編ください！

日常の大学生活の中でゆっくりと気持ちが育っていく過程が描かれてて、そこに惹かれました。
よくある大学生もののように限られた空間だけじゃなく、金江くんのバイト先という異質な空間との対比があったから、それがスパイスというか、関係性をドラマチックに見せてくれてるような気がしました。
合宿を通して二人っきりじゃない場所での一面を通して見える角度が変わって、また気持ちが深まってとか、
ちょっとずつだけど色んなことを経て積もっていったっていう説得力があって上下巻のボリュームに大満足です！

りおくんとあやとくん、二人の関係性がすごく好きです。
お互いに同じ夢を持っていて高め合えるのも素敵だし、
何よりあやとくんにしたら日々匂いに悩まされていた中で人生を変えてくれるくらいの出会いだったわけで、唯一無二の存在、そして相手もそう求めてくれているっていうのがちゃんと無理なく表現されていて読んでいて幸せな気持ちになります。
脇役のキャラたちもいい人たちばかりで読んでいてほっこりします。
二人の就職後のストーリーも見たいです〜ぜひ！楽しみにしています♪

もう早く！くっつきなはれ！て何度ツッこんだか笑笑
突っ込みどころ満載でほんとまさに副音声大きすぎるんですが、そこがやはり面白いし、早くちゃんと気づいてくっついて〜という気持ちに反して、まぁこれはこれでおもろいからもっと下さい•••ていう気持ちすら出てきてしまいます笑
絵柄がクールなかんじで、お好きな方には申し訳ないですが、正直そこまで好みのタッチではなかったんです。
でも真顔でめちゃ内心呟いてるっていう設定と凄くマッチしてて、この絵柄だからこそのギャップというか。より面白くなってるなぁと感じました。

声フェチとしてはその感覚わかる！という感想とともに笑
とにかく受けの子が可愛いですし、攻めの心情もよく描かれてて好きになっていく過程や、人として精神的に成長していくところもちゃんと描かれてて良いです♪