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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • BLEACH モノクロ版

    久保帯人

    おもしろいバトルに期待しているなら回れ右
    2022年6月15日
    私はあまりおすすめしません。
    かなりの長文になりますが、バトル漫画好きな方であれば知っておいて損はない情報かと思います。

    私が読み始めるときに「BLEACHに期待していること」はとにかくおもしろいバトルでした。
    (私がバトルをおもしろいと感じる漫画は、ジョジョやHUNTER × HUNTER、呪術廻戦などです)
    結論から言いますと、期待はずれでした。
    そう感じた理由は二点あります。

    一点目は、バトルに深みがないこと。
    めちゃくちゃ作者のご都合主義でバトルが進みます。主人公のバトルは、とにかく力のぶつかり合い。主人公に秘められた潜在能力は実はまだ上がありました、を最初から最後まで繰り返すだけ。幽遊白書の幽助がレイガン1本勝負で勝利していたのと似ています。
    主人公以外のバトルでは、「隠していた能力のお披露目会」で決着する感じです。大体が敵の能力に対する「設定勝ち」。それも後出しジャンケンの。「実はまだ奥の手がありました!奥の手の設定の方が相手能力の設定より強い!だから俺の勝ちー!」みたいな感じです。作中では 卍解 と呼ばれるものが奥の手に当たりますが、これは発動することに分かりやすいデメリットがありません。他漫画で例えるなら、ワンピースのルフィのギア3以上のような反動や呪術廻戦の領域展開の呪力消費のようなデメリットが。
    だから、最初から使えば良いのにピンチになるまで使わないので戦闘のテンポが悪い。いざピンチになったと思えば卍解して設定勝ちして終了。私は深みを感じられませんでした。


    「とにかくおもしろいバトル漫画」として期待はずれだった理由の二点目。バトル以外の不要な部分が多い。
    戦闘中に、敵の眼前で「この会話部分いらんやろ」と思うかけあいや口喧嘩などが長々と続くこともしばしば。「そんなに隙を見せて大丈夫な程度の戦いなん?」とさめますし、重要なことが書かれてるかもしれないからと思い、面倒ながら読んでみると、やはりおもしろくもない皮肉とツッコミの応酬をしていたただけという感じです。


    長々と書きましたが、「ぼくがかんがえたさいきょうののうりょく!」を見て楽しむだけならYouTubeにでも能力一覧があるでしょうからそっちをご覧になった方が良いかと思います。
    私の読後感は、「読んだ時間が無駄だったな」でした。
    このレビューの読後感が同じにならなければ幸いです。
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