このレビューはネタバレを含みます▼
元凶はサラ。第三王子こそ逆恨み王子。確かに王太子はやり過ぎたけど、でも最初に傷つけられたのは彼。王太子が一番の被害者だと思う。
旦那が止めてくれって言ってるのに義弟とイチャイチャし続けて(事実はどうであれ回りからはそう見える←これ凄い重要)
挙げ句、自分から離婚するって言い出す嫁なんて旦那から見たら真っ暗確定でしょ。
一番大事な人ならまずその時にその人の気持ちを優先しないとダメだろうよ!
番に対する竜族の執着を理解してたんだよね?
それでも自分の正統性と正義感を振りかざして我を通したサラは喰われて当たり前。
もしこれが男女逆だったらどうよ?
自分の旦那と自分の妹が毎日部屋に籠ってたら嫌でしょ?回りの噂になってるし悲しいから止めてって言っても止めてくれなかったら二人を憎むでしょ?それと同じだよー。
お兄ちゃんは悲しかったんだよ。
第三王子も最初に原因を作ったのは自分と言っておきながらアデル1が見つかったら「俺の番を守るんだ!」って感じでヒートアップしてたけど、まず誰のせいで王太子が番を失ったのか忘れてない?
サラ=アデル1だと知らないとしても結局自分だって番に執着して、それをお兄ちゃんに邪魔されたから逆ギレしてただけ。
何百年経っても立ち回りが下手くそでビックリしたし結局最後はアデル2の手を取って欲全開。
お兄ちゃんを蹴落として、お兄ちゃんの番(元はサラの魂)もしっかりゲット。
煽り文句の「第三王子の深い愛」って冗談でしょと思ってしまった。
(でも若い読者には純愛に見えるんだろうなあ)
アデル2は1巻までは同情&応援してたけど
元凶サラ=アデル1&2(そういやこれ確定でしたっけ?)というベースが判明してからは「女は顔が可愛ければ生きやすい」という典型女としか映らなくなったし、タメ語がだんだんムカついてきたから、こんな娘がゼファと結婚しなくて本当に良かったー。
(私だったらゼファ一択)
人それぞれ言い分はあるし、その人の立場によって正義と悪が変わるという事を考えさせられる物語でした。
なろう系?の小説は初めて読みましたがとても面白く満足感でいっぱいです。
皆さんの感想・解釈とは真逆のようですが色々と興奮して初めてレビューしちゃったよー☆
原作者さん楽しい時間をありがとう♪♪