アンタレスさん

アニメのPV2がとっても良かったので既刊全部買って読みました。
元々はBL作品として構想されていたとのことで、序盤はブロマンスと言い切るにはややBL臭が強めですが（特に1〜3巻）、よしきが「光」を「ヒカル」だと認識していくにつれて薄れていくので、序盤を乗り切れればBLに馴染みが無くても読めると思います。
（アニメ2話の描写がピークです。）

内容は男子高校生ふたり（1人とナニカ）の人間模様を主軸に、民俗学的なホラー要素やグロ要素を、仲良しグループの掛け合いを清涼剤にしてフルーツポンチみたいに混ぜた作品です。

6巻以降の展開はやや駆け足に感じるところもありますが今のところかなり面白いです！
ホラーや同性愛に忌避感がなく、素直に口に出せない感情に苦悩する学生たちの友情が好きなのであれば、ぜひ読んで欲しい作品です。