このレビューはネタバレを含みます▼
新歓、一人暮らしの学生生活、家でのだらだらそして家飲みからの体の関係。とてもリアルな学生生活の中での、受の流されやすさ、チョロさとか攻に対する優しさにキュンとしました。個人的に、受の心情描写にとても共感できて、辛いシーンもその後にコミカルなシーンが描かれていたりしてクスッと笑えます。
「自分がモテるってわかってる男ちょっとイラ。勝手だなー。自己肯定感強めだなー。」と序盤は攻に好感が持てず、読み進めていくうちに「これ本気なの?思わせ振りぶりすぎん?」と心配になったりしましたが、以外に素直で受けを思っているところに大逆転ホームラン級のキュン。「これ全部本音だったん!?だとしたらいつから好きだったのー」と読み返したくなりました。クールと溺愛と年下の生意気がぐさりと刺さりました。石井、君ってやつは!
体の関係から始まっているのでエチシーン多めですが、汁っけが少なく体も綺麗に描かれていてお話とエロスのバランスが良いなと思いました。