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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

    南野海風/古代甲/磁石

    コミカライズが大成功と思う
    ネタバレ
    2025年9月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ WEB版から読み始めて、ノベライズ版、コミカライズ版と追っているが、コミカライズは大成功と思う。
    古代先生の漫画力が高い。画力も構成力も原作の読解力も十分に高い。
    原作が良作だっただけにコミカライズには不安を感じていたが、杞憂に過ぎなかった。
    特に素晴らしい表現は1巻152Pの「おいといて」の表現は、小説ではできない表現だが原作の理解の高さを示すものだ。
    ノベライズ版では表現できないコメディ表現を、漫画表現で補完的に行える点は称賛するしかない。
  • 凶乱令嬢ニア・リストン

    南野海風/磁石/刀彼方

    なろう発では有数の良作
    ネタバレ
    2025年9月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ニア嬢の無双譚。
    ニア嬢の武術無双振りを格闘描写を極力避けて表現できる点は文章力高い。
    「報恩」で魔法映像出演を引き受ける点や情動の起伏が小さい点など古い価値観と老成した心情を表現することで、憑依系転生としては独自色を示している。
    同時に暴力の捉え方が極めて肯定的で、善悪真偽でなくただ強弱巧拙を評価する点は、頂点に達した武術家の心情表現として高い説得力がある。
    それでも暴力への渇望にモヤモヤと葛藤しているのは、戦闘狂なのだなぁと思う。
    実際の戦闘中以外では、その戦闘狂の狂乱振りをモノローグの物騒なセリフに留めて、表に出さない点もニア嬢の社会適応能力が長年の人生経験にあるのが伺える。
    ストーリーに差し込まれるコメディシーンは、物語進行のテンポを加速させていて作者の構成力が表れている。
    ストーリーテリングも魔法映像という昭和のTV黎明期的な舞台設定は、かなりの練り上げ方だと思う。ほぼ全ての問題を暴力で解決できる絶対的な自信を持つニア嬢のブレーキ要素としてこの舞台設定は秀逸だ。
    WEB版で読み始め、ノベル版、コミカライズと追っているので展開も知っているが、読み返しても飽きないのはやはり総じて物語としての完成度が高いと感じる。
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