このレビューはネタバレを含みます▼
まだガラケー時代のとき、モバゲーの素人投稿小説を読み漁っていた中の一番お気に入りだった作品です。
今では簡単にネットで読めなくなってしまったので、電子書籍で購入することになりました。
当時話題だった時から10年経った今再び読んでも、魅力は色褪せません。
絵文字がそのまま反映されていたので、懐かしさを感じました。
携帯小説特有の改行を生かした文面は、書籍により潰されてしまってたところは正直残念です。
ほぼ内容は変わっていませんでしたが、時折表現の仕方が変わっていたりラストの部分が変わっていたりしました。
当時、この作品はホラージャンルに区分分けされていて、ラストでレイナが視聴者に「携帯の電源を切った画面を見てごらん。そこにアタシがうずくまっていないか?まだ終わってないんだよ…。熱いよ……。」のようなニュアンスでゾクゾクと怖がらせる終わり方だったのですが、全カットされてましたね。あれはあれで個人的に好きなラストだったのですが。どのようなラストに変えられてたかはその目でご確認を。