このレビューはネタバレを含みます▼
CDがとても良かったのですが、いいところで終わってしまったので原作を読むことに…
読んでびっくり!全体の1/3しか音源になってないんです!!!(切符の拾って渡すところまで)
この作品の良さはここからだと思います!
確かにBLには少し重い、家族の問題とかシリアスな部分を正面から書いているので、苦手に思う方も多いと思いますし、特に妹さんとのやりとりは、尚哉が強く反論するタイプでない事もあり、読んでいて辛い部分もありましたが、最後のハッピーエンドまでちゃんと一人一人の気持ちに寄り添って書かれていくので、最後までじっくり読んで欲しい作品です。
あとこの作家さんの、誰かと誰かが登場した時の2人の間に流れる「間」と「空気」がとても心地よいですね。