バナナラマさん

女子高生メインの短編集。どの話もおだやかな日常系でカワイイです！タイトルにもなっている終電には…と、幽霊の女の子の話が特に好きかなー。不安もあるし許されないかもしれないけどずっと一緒にいたい、という感情描写が丁寧で泣けました。友情以上恋愛未満の気持ちに名前をつけるかどうか、という屋上告白のエピソードふたつも良かった。読んで良かったです。

まずエロシーンは局部が発光していますので苦手な方はｶﾞｯｶﾘするかと。

別に修正されててもいいんですけどやり方が雑😩
目がﾁｶﾁｶするし表情まで見えにくくなってるのは個人的に大きくマイナス!!

おそらくつくも号さんの短編集から濡れ場の多い作品を寄せ集めたのでしょうが、
この作者さんの漫画って心理描写や人間関係の説明が薄いエロシーンのみだとつまらないんだなぁってことがよくわかりました。

ｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝ大事!!って方にはオススメできません。

さらに｢俺の愛に気付いて｣とかいうｻﾌﾞﾀｲの話は｢最後の３月｣ですよね。
同ﾀｲﾄﾙの短編集のほうにこの話が入っていない
(作品紹介の文章は最後の３月の内容なのに!!)のもどうかと思っていましたが
しょーもないｻﾌﾞﾀｲ付けて別作品として扱うってどういうことなのか。

｢最後の３月｣ここで公開されてないから他所で読みましたが、
この短編集では一番面白かったなぁというのがまた残念なところです。

あ、｢最後の３月｣気になってたという方は、5、6話のみ購入されるといいですよ。

それ以外だと9、10話がまあまあでした。ちょっと終わり方があっけなかったけど、想像の余地があって良いと思えます。

年下攻めのひたむきな愛情にほだされていくオッサン…良いです!

個人的には11、12話が印象的でした。
もっさり受けの淡々とした喋り方が可愛いです
具体的なエロ描写は無いですが萌えました
最後の話だけちょっと短めな気がするので、
これだけ単品で買うより全話パックのほうがお得だったです

続きが配信されるの楽しみに待っています🎶

掲載されてる雑誌は、ちょっと手に取りにくいので(いかにも萌え系というか…)
ｹｰﾀｲｺﾐｯｸでなければ読まなかったと思うと、ｺﾐｯｸiに感謝です！
良い作品に巡り会えて嬉しいです✨

作者さんは男性らしいですが女の子の心理描写が細やかでビックリします。

各ｷｬﾗｸﾀｰのコンプレックスや心の傷、同人誌即売会初参加のくだりなど涙なくしては読めませんでした😢💦

今の少女漫画に比べたらずいぶんおとなしいけど、
雑誌掲載当時はこのﾀｲﾄﾙや設定がスゴい衝撃だったなぁと記憶しています💦

直接的な性描写はありませんが雰囲気がｴﾛいと思います。
思春期ｴﾛｽとでも言うのか…笑

少女漫画の登場人物といえば当然明るくて元気で…という時代に、ﾈｶﾞﾃｨﾌﾞで湿った感情を前面に押し出して描かれていたのも印象深いです。

話も決して明るい展開ではないのですが、ちゃんと光が見える、とても真面目な少女漫画です。

表題作「ｼﾞｭﾃｰﾑ、ｶﾌｪ ﾉﾜｰﾙ」面白かったです。
ﾔﾏｼﾀさんの漫画はいつも
台詞まわしが面白いけど、声出して笑ったのは初めてかもw

ﾔﾏｼﾀ作品は個人的にﾊｽﾞﾚなしなので迷わず全話ﾊﾟｯｸ買いで最初から読んだのですが、正解でした。

短編集ですが話の区切りが変則的で、ｻﾌﾞﾀｲﾄﾙごとにきっちり分かれてないのです。
「あれっ、続きかと思ったら別の話?」ということが何度となくあり、
途中から読むのは難しいし、また勿体ないと思います。

胸が痛くなるような片想いや別れ話の後にやってくる笑いの力はスゴい!!
癒されました✨


表題作以外だと、ひたすらご飯を作って食べさせる話が印象的。
出てくるご飯が美味しそうすぎる。愛情こもってます😢

全体的にさわやかでﾌﾟﾗﾄﾆｯｸ。
友情よりもう少しだけ強い「好き」といった感じで
片想いが実る、或いは破れるまでが描かれています。

女の子キャラみんな可愛いんだけど、それぞれにひと癖あって可愛いだけじゃない…良い味出してますw

嫉妬や苛立ちなどﾏｲﾅｽ感情も細やかに描かれることで、女の子達の純粋さが際立つのかなと思います。

8話～10話の流れでﾎﾛﾘときてしまいました。