ZENGさん

今の時代で、妖怪が生きている世界に転生したらこんな感じかなという世界観。最近は、ゲゲゲの鬼太郎も現代版になってるみたいだし、ありでしょう。
出てくる妖怪？妖異って言った方が正しいのかな？
実際の伝奇とか史実とかの設定を多分準拠しており、その設定からこうなるという辻褄がしっかりしていて、知ってる話とかあれば、あーそうだよねとなるので読んでいて楽しいです。多分というのは、私自身の勉強不足で知らない部分もあるからです。
話はとても面白いです。小説家になろうでも読んでますが、書籍版には、主人公の妹をメインにした話が追加されてます。この話もとてもよくできていて楽しめます。

原作と基本的な流れは同じですが、少し変えてますね。少し違うかなと思う部分もあるけど、漫画ならではの小説にない表現が出来てると思います。ヒロインが漫画になるともっと魅力的に思えるから、これは良い改変と言えると思います。

原作も読んでますが、原作の雰囲気がそのままコミックになってる感じ。小説のイメージ膨らむ感じで凄くいいと思います。
突破な主人公だけど、泣かせるとこは泣かされる良い作品です。

熊の着ぐるみの女の子が、異世界で暮らしていく話です。異世界チートなジャンルですが、男の主人公の俺つえー的な話ではないです。その辺は女の子の主人公のほのぼの雰囲気が出ています。安心して気楽に読める良作だと思います。
出てくるキャラクターも基本善人です。悪人もまれに出てきますが、きっちり懲らしめられるので、その辺りも安心して読めます。女の子主人公なので、どちらかといえば女性向きでしょうけど、私のようなおっさんでも楽しめます。