このレビューはネタバレを含みます▼
官能小説が好きって高校生じゃ珍しいし、ましてや父親が書いてたから興味を持って読み始めたなんて、なかなかない設定だけど、自分が大人になると官能小説なんて裸体の美術作品観るくらいの感覚だから中高生には異様なんだろうな、と思いました。教科書に載ってる裸体の美術作品を下ネタに使ったり、授業で気まずくなったりする中高生特有のあの感じ。性に対して興味があるくせに、興味があることが知られると異様な目で見られる。矛盾してると自分たちで気づかないのもまた愚かで若々しいと感じます。笹原さん?も優凛に私は最後までシた、なんて啖呵をきり、あの子(優凛)が勝木くんに近づくのが許せない的な発言をしていたけど結局、相手の勝木くんからは彼女認定されてるわけじゃなくただの○フレ。そのくせ官能小説の真似ごとをしていた優凛のことは変な子扱い。思考が幼くこれもまた若さですね。人間関係や過去の過ち、性の興味と他人への興味や執着は大人になると気にしてたらキリがないのでそれもまた若さゆえの輝きだな、と思います。一波乱乗り越えた優凛と篠原くんの今後が楽しみです。(女ですが優凛の下乳最高です、ありがとうございます…)