yoさん

攻めの表情がこんなにヤバい作品ってありますかね？しかも裸体の描写がとにかく精緻なのでSEXシーンはかなりの見応えがあります。シーツや衣服に隠れてて雰囲気であとは想像におまかせ…じゃなくて、ここは受けの脚がこれだけ開いてて攻めはここに右手をついてこういう角度で挿入してるのねーふむふむなるほど！と思うぐらい全部描いてある。こんなにハッキリと描かれているのにグロくならず、ただただエロいのはなぜなのか。でさらに腕の血管とかその姿勢での筋肉の浮き方とか書き込みがすごくて情報量が多くてエロくて大満足です。それでいて目線とかちょっとしたしぐさや余白で顔面良し攻めの内面のヤバさが醸し出されてるんです。それが読み手の想像力を掻き立ててきてたまらんです。つまりやばい。これは絶対マジ名作。電子だけじゃなくて紙でもほしいので久しぶりに実店舗へ行かねばと思いました。

攻め主人公視点で物語が進みます。
美しく、家柄が良く、聡明で、健気で、というテンプレ受けくんではなく、男の子っぽいきっぷの良さとかたまに口が悪くなるところとか絶妙なバランスで人間っぽさもあり、読者としても納得の愛され受けだなと思いました。攻め主人公の一人称視点ではわからない主人公自身の人となりも、他のキャラクターサイドからの話が増えるにつれ、だんだんと明らかになっていきます。巻が進むと主人公の領地の家臣たちがクローズアップされたり、聖女？とゲーム世界の秘密が明かされたりと、主人公の周囲の世界観がどんどん深まり、ページをめくる手が止まりません。読めば読むほどハマりました。

終始メタな展開ですごく面白かったです。次から次へと展開される雄ッパイの魅力に襲われながら一気に読みました。読み終える頃にはガチムチ受けも雄ッパイもアリだなと思えるようになります。こんな楽しいBL作品めったにないです。

面白くてあっという間に読んでしまいました。異世界では乙女ゲームのお約束を踏まえつつ物語が進み、現代パートのキャラクターも恋の行方が気になる…という愉快なシナリオです。ありふれた異世界物とは一線を画していると思います。

アニメで観て面白かったので購入しました。アニメはテンポが速くてあっという間ですが、コミックは2人の心情がもう少し詳しく描かれていて、じっくり読めます。BLものかなと思っていたけど、そういう括りに収まらないぐらい面白いです。