Nanaさん

受け君にも、攻め君にも、環境によっては他人から後ろ指刺されるマイノリティな属性や背景があって、お互いに受け入れられる安心できる場所を見つけるまでを丁寧に描いたお話しなので、エロは薄めかもしれません。

わたしは、に近づくにつれこんな気持ちで終われたら幸せだなみたいなのが浮かぶ人なのですが

個人的には、これまでBL漫画を500冊くらい読んできた中で1番、終盤読みたいと思ったエンド(今回はエロ・興奮・激情<トキメキ<幸せで安心な気持ち)にマッチしたエッチの締め方に、シナリオのエンドで感動しました。これが読みたかったんですのど真ん中でした。絶妙な表情から読み取れる情報の質量がエグいです。

受け君を暖かく癒してくれる攻めカプにただただ癒されます。個人的には、なぜかな泣いてしまう優しさで何度も読み返しました。

大大大大大好きな先生の作品なので、手に取れて嬉しいです。次も楽しみにしています。待ち遠しい！

損してると思いつつ他の作品にはどうしてもはまらなくて、本作は買ってから読むのを控えていたのですが…

読んでみたら序盤からどハマりしました…。2人とも根っこ一途な様が事の起こりから、随所に差し込まれていて両片思いにキュンキュンしました。

本心隠して大人な軽口で本音誤魔化そうとしつつ、お互いに相手のことを大切にしちゃってて、可愛いし、尊い…。

相変わらずビジネス場面の描写が堪らなく好きです。

仕事の場面がリアルで大変好き。エッチの場面も好き。

肝心の色恋の方は
恋愛に未熟な2人が恋愛関係に、ビジネスの方法論を持ち込んでいつまでも恋愛の土俵に立たない感じ。腹割って素直に話し合うとか、相手の望む大切の仕方を理解して行動するとかをしないで、揶揄っては情報を引き出して交渉を繰り返す。

損してるかもですが、今は恋愛フェーズの話を読みたいタイプなので、私はハマりませんでした。

なキャラで構成されているので、自立したカプが好きな方は地雷かもしれません。
表題作とは別のカプの話も含んでいます。

一巻で既に涙が…ランキング1位かつ概要欄を読んで気になって読んでみたところ、心身美しい登場人物と心の機微にやられました。今後の話も楽しみ。