ナツイチさん

シーモア内でたまたまオススメに出てきましたが、いいもの見付けさせてくれたなと思います。ヒンヤリしっとり美しく、たまに朗らかなユーモアも混ざる雰囲気が好みです。続刊が待ち遠しいです。

古本屋でそのあらすじに惹かれて買ったところ大正解だっだ本です。そちらで２度読んだのですが感謝をしたくて電子版も買いました。小難しい話は多いですが、登場人物達を信じて読めば何ら苦にはならないはずです。
肉体と精神を削りながら生き延びてきた男達の重苦しい感情の嵐と、戦争、政治、核技術、複雑に絡み合った陰謀。段々と抉り取られていく役者と舞台。年齢、出身、立場もバラバラな男達が、「悪魔をのせた」美しい船の中でぶつかり合う。彼らが抱える意志や過去が、時には銃弾となり、時には慈愛となってシナリオを重く彩る……
私が読みたいのはこういう本でした。重く渋く泥臭く、かつ堅牢で凛々しい男達の描写、冷たく乾いた諜報戦と、煮え滾る意思と感情の掛け合わせという魔性のシナリオを、この作品ではじっくり堪能することができます。

ずっと待ってました！！読みたかった！！連載当時に本誌を買ってなかった読者は２巻以降の話を読むことができなかったので、今回出版されて本当に本当に嬉しいです！！ありがとうございます！！

前作見てると物足りなく思うこともありましたが、杉浦志保先生の描くユーモア&シリアス満載の男子の掛け合いはやはり格別です。楽しかったです！

綺麗な絵、読み応え充分なストーリー、程良いサスペンス感にパワーのあるキャラクター達！当時ちゃおで一番気に入っていて、今でもずっと大好きな漫画です。主人公の綺里ちゃんがとにかくカッコよくて憧れでした。