このレビューはネタバレを含みます▼
普段はレビューとかするタイプでは無いのですがあまりに良かったのでレビューします。元々年上・眼鏡受け大好きなので表紙でおっ！と惹きこまれ、レビューの異常な高評価に驚きつつ購入しました。そして衝撃を受けました。エロい。えろすぎる。即物的という訳ではないのですが…なんというか、エロシーンが多いのにストーリーも骨太で、大人の葛藤と快楽でグズグズになる色気も余す所なく描かれていて、福利厚生が行き届いている。軽く入った店でフルコースが出てきたようなミチミチに詰まったエロが堪能できます。エチにキャラの感情がちゃんと乗っているので読んでてものすごくドキドキしました。受けの時任さん、魅力的すぎます。社会的立場のある大人の男がベッドの中でグチャグチャになっている…最高…。攻めの佐野もどんどん変貌を遂げていき、最強の包容力を兼ね揃えた年下攻めに成長します。最初から最後まで「いや、そうはならんやろ」と冷める瞬間が全くなく、受けも攻めもお互いを必死に想っているのが伝わって悶え、「あ～このセリフってあの時の…」となるシーンもあって、何度も読み返してしまいました。めちゃくちゃ読むのに時間がかかりました笑 しかもこの先生これがデビュー作だそうで、他の方も仰ってますが何者！？という感じです。漫画に変な癖が無く、手馴れてて、お仕事描写が硬派なのでハハーン一般誌系の作家さんの別名デビューなのかなと思いましたが、あとがきで「絵を紙に刷ったことがなかった」とあり…どういうこと？同人作家さんというわけでもなかったということ？こんなに上手いのにどこに隠れてた人なの！？謎は深まるばかりです。最初から上手いのに1冊の中でもどんどん絵が上達していたので、今後かなり化けそう。次回も期待しています！そしてあわよくばいつかこの2人の続きが見たい…！！
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