死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~
和泉杏花/ささきさ/鈴ノ助
このレビューはネタバレを含みます▼
先生と一緒にいるシレーナが可愛すぎる!
先生もシレーナといると口の端が緩んで無言ですら感情がわかる。
先生、若干むっつりですね?(笑)
公爵家プラス王子はなんというか...言葉が軽い。「ありがとう」も「ごめんなさい」も心の底からではなく、ただの潤滑剤で軽いからまた同じことを繰り返す。特に義母。「どうしてこんなことに」なんて何も考えておらず、反省パフォーマンスだけでちゃんと反省しないから改善もなく繰り返す。あそこまでできないならいきなり料理じゃなく草むしりからやってほしい。正直おままごとよりひどい。
王子様も「妹を好きなままシレーナと結婚する罪深さ」とか言ってるけど、もともと恋愛感情はないんだししれっと能力のない妹と心通じ合わせといて、それはないでしょうよ。王様が公爵家と契約したからってこれ幸いと乗り換えただけ。
王様としては公爵家からの婚約者といったら有能なシレーナしか適任者がいないからわざわざ指名しなかったんだろうけど。あんな家族関係の公爵家と縁を結ぶ利点はあまりなさそうだし。
キラキラした目で「立派になって見せる!」とか宣言してたけど、こんなこともわからない国のトップ ならシレーナの発見した魔石がないと国として機能しなくなりそう。というか、海務大臣が介入しまくってお飾りになるだろうなぁ。
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