このレビューはネタバレを含みます▼
昔アニメを見ていたのを今更読みました。
最初は、重たすぎず読みやすいという印象だったのですが、中盤から恵比寿様の代替わりや雪音の過去など泣けるところもあってさらに引き込まれました。
また、神様と神器はそんなに違わないと途中まで思っていたので、兆麻と毘沙門天の恋愛もありだと思ったのですが、人間として生きた過去がある人間と、願いに対して責任のある神では確かに違いがあって、それが神の秘め事や集まり、人を殺さないといけないときなどで垣間見えるところで、私的には、解釈的に違和感がなくストレスなく読めるところが良かったです。人間は現在の状況でなく過去が性格を形成していくし、神は願いから、性格が形成されるところで、1番大切にしたいものに対して大きな違いがあるのかなと感じます。だからこそ、過去より現在を大切に思った兆麻は、生き残れたのだと感じました。
終わり方は、多少無理矢理ハッピーエンドになった感はありましたが、天照大神の思惑通りな感じですっきりできる終わり方でした。
あとは、夜トがひよりが亡くなった後などに生きていけるのか、野良はどうなったかなどが気になります、、
キャラとしては、恵比寿様が可愛かったです🥰