このレビューはネタバレを含みます▼
ブラック企業で勤務しているドカ食いが大好きな女性のお話なのですが、もう1話目からヤバいです。
昼食だけで約2000kcalの食事を摂取しているのですが、食後に強い眠気を感じていることから血糖値スパイクを起こしている可能性が大です。この時点で糖尿病予備軍であるのは間違いないです。食事内容も野菜はミニトマト3個のみ(ちなみにトマトは糖分が多いです)、塩分が強い味付けの照り焼きチキンをたっぷりの白米に乗せ、上からマヨネーズをかけるといった内容。それをほとんど噛まずに食べており、正に病気になるために食事をしていると言っても過言ではありません。
夜も残業中に通常の2倍量入った焼きそばを2個食べているのですが、お湯を注いで3分待つことが出来ず、1分ほどでお湯を捨てて硬めの麺を一気に掻き込んでいることから自身の食欲を自制できない神経性過食症の可能性が大です。
女性の1日の摂取カロリーの目安は20代で2000kcalと言われていますが、もちづきさんは毎日その倍~4倍のカロリーを摂取しており、話が進むごとに死が近づいていると言っても過言ではありません。
6話でもちづきさんの現在の身長と体重が判明しますが、BMIを計算すると25.6となり、肥満度1に該当します。ちなみにもちづきさんの理想の体重は51.5kgですが、約8.5kgオーバーしていますし、前年度の体重から6kg増えていることから同じような食事を繰り返していくと再来年、早くは来年にはBMIが肥満度2になる可能性もあります。
何にしてもこのような食事内容と摂取の仕方をすると病気になるという悪いお手本てんこ盛りですので、反面教師として読むのがよろしいかと思います。