このレビューはネタバレを含みます▼
両片思いでよくあるパターンは、序盤、主人公の気持ちにフォーカスし、相手が自分の事好きなんじゃね?みたいな描写、そこから色々ありお互いの気持ちを確認、最後の方(描き下ろしとかにもありますよね、!)に相手の気持ちにフォーカス、実は俺たち両片思いだったじゃん!みたいな感じだと思うんです。両片思いのシチュエーション大好きな私はこういう話も大好物(ええ、ここから主人公の事気になってたの!?とかあのシーンでこんなの思ってたの!?とか答え合わせをする感覚があり好き)なのですが、この作品は主人公も相手も主人公なんです、!2人の視点が何度も何度も入れ替わるので、こういう気持ちからそれぞれこの行動をしてしまったのね!ってすぐ分かるんです、、2人がすれ違っていく様子が生で分かるっていうか、何というか、、(文章力がない自分が憎い、、!)
「何で受けの子にこんな事しちゃうの、君!」となる事が多くどうしても受けの気持ちになってしまう私(それも楽しい、、笑)がこの作品では攻めの気持ちにフォーカスされてる事で、「君も人間だよね、そう考えちゃうよね、そうしちゃうよね、、」ってなったのが新鮮でした、!
攻めの佐伯くんが完璧くんではなく、あくまで1人の人間で、その部分を見ていた受けの岡くんが本当にいいんです。2人とも大好きになる作品でした、!!ぜひ次回作をお願いします、!2人とも幸あれ!!笑