このレビューはネタバレを含みます▼
いや、本当に、幸せになってくれて良かった。
人の行動ってやっぱ理由があるんですよね。
諦めるのも諦めないのも、伝えるのも伝えないのも、行動するのもしないのも、託すのも託されるのも、人を想うのも。
アデリエーヌ、第3王子、王太子、アッシュ兄様、ゼファさん、クレッシド、ルチア、レヴィさん、デマリーさん…みんな、誰かを大切に想っていたから、幸せを願ったから、そうありたいと思ったから、過去があって今があるんですよね。
いやぁ、漫画版を広告で見て買おうと思い間違えて小説の方を買ってしまった!と当初思いましたが、小説版を買って良かった。やっぱり小説だといろんなことが頭で掻き立てられて良いですよね。
最後まで読んでいろんなことがわかった今、もう一度最初から読み直そうと思います。
違和感なくきてしまったけど、最後の最後まで名前が出てこなかったのはそういうことなのね、と、またそこも良かった。
ああ、でも、本当にアッシュ兄様もゼファさんも本当に素敵な人でわたしが支えたいと思ってしまうほどにもったいない…だいすきです……