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レビュー

今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • メイドインアビス

    つくしあきひと

    すごく面白いけど、他人に薦められない
    2025年8月20日
    想像もつかないような舞台、見たこともない武器や特殊能力、圧倒的な強者(原生生物)のオンパレードで、一度読み出したら止まらないです。

    ちょうどコロナ禍の外出自粛の時に読み始めたので、自分が見知らぬ場所に冒険しているようで、すごくはまり込みました。

    主人公のリコは、だんだん影が薄くなっているように見えますが、むしろ他の登場人物達も、それぞれ主人公にできるほどキャラが立っているということだと思います。

    でも、、、
    ストーリー上、グロテスクなのは命のやり取りをしている世界だからやむを得ないとしても、かなり特殊な性的表現がちょいちょい出てくるのが要注意です。
    電車の中などではまず読めないし、他人に薦めるのも難しいです。
  • 最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常

    下駄華緒/蓮古田二郎

    専門知識とやさしさが見える
    ネタバレ
    2024年11月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 火葬場の仕組みに関する諸々、そこで働く人の矜持等が深く描かれていて、とても完成度が高いと思います。

    写実的な絵ではないのに、職員さんのキャラクターの魅力、ご遺族のデリケートな雰囲気等がよく描き分けられ、その場にいるようにバシバシ伝わってきます。

    ご遺体の変容の描写も生々しく、ギョッとする瞬間もあるのですが、作品全体に真摯さが満ちているため、決してグロテスクさで目を引こう的な不謹慎さはありません。

    そして、遺族や故人へのやさしさにあふれていることも大きな魅力です。特に、「スゲさん」のエピソードは、「死産した胎児をこれほど可憐に描けるとは」と心に染みる場面でした。

    また、最新刊4巻では少し視点が変わり、今も残る火葬場への差別が描かれています。各キャラクターの仕事への向き合い方を読んできた分、「じょうちゃん」達が気の毒で仕方ありませんでした。
    この漫画を読んで、「これは差別されても仕方ない仕事だ」との感想を抱く読者は稀でしょう。この作品自体が、偏見を変えていく力になると思います。