このレビューはネタバレを含みます▼
体格差の描写がすごい!柔らかくて小さい女体と硬くて分厚い男体の差が最高にそそります。広告に釣られてきたのですが、ヒロインの泣き顔が本っ当にいじめたくなる表情で、それを肉体的にも精神的にも容赦なく責め立てるエロが最高でした。期待通りです。
以下真面目なレビュー↓
中身のないエロではなく、主役2人の過去と現在の人間性を丁寧に描写している名作だと思います。
男性の異常性だけではなく、彼がヒロインへ求めているものの本質は何なのか。お人好しでトロいと馬鹿にされつつもヒロインが全てのキーとなっており、個人的にはとても納得のいくエンドでした。理不尽系はあんまり好きではないのですが、ヒロインが男性の生来の優しさに元々気付いていたことや一度寝たあとも怯えながらでも冷静に彼を見ていたことが彼女の強さであり彼女が自分自身の判断で彼の手を取ったのだと安心して読み進めることができました。
何も考えずにエロだけ楽しんでもいいし、ラストシーンで男性の重さにドン引きしながらも2人をニヤニヤ楽しめるのも最高ですね。