チャロさん

U先生なのでスケベシーンはとても良いのですが、ストーリー的にはグッとくる場面はなかったのが少し残念。攻めと受けの心が通い始めてからそれが離れるような誤解やトラブル･すれ違いは商業BLに必須だと思っているのですが、あまりその辺りの起伏はなかったです。個人的には酔って襲った攻めが全く謝らないこと、受けの方が急に襲われたのに何故か攻めよりも申し訳ない気持ちをもっていることが腑に落ちないです。またどこ辺りで惚れたのかがちょっと納得にかけます。受けがやけにコスプレに積極的なのもうぅん？ってなります。攻めのことを好きになれる要素がないため物語に没入する瞬間はなかったです。

先輩は受けです！！！！！！！！！！！！！しかもトラウマ持ち！！！
後輩の飯田くんと次第に力関係が逆転する場面もあり、スケベシーンも多くて助かります。絶対読んだ方がいい。

SNSでの紹介が面白そうだったため購入しました。

人外受けなのかな〜と思ってみてたらそれだけではなくグロテスクな描写もあったりと好きな人は好きな作品だと思います。ただスケベシーンは多くないため、そういうシーンが好きな人は別の作品の方が良さそう。

個人的にはJ(表紙の悪魔)のユーモアがあるキャラなのか高貴なキャラなのか、また時々親戚のおじさんっぽい喋り方をするためキャラのブレが激しく感じました。途中で出てくる他の悪魔も関西弁だったりするので｢悪魔の世界で関西弁か……｣と思いました。
キャラクターの語彙や喋り方について気になるタイプなので人によっては問題ないのかな？と思います。