このレビューはネタバレを含みます▼
シーモアさんでレビューするのは初めてですが、TL読みたくて表紙買い?しました。今、表紙だけ綺麗で中身が雑な作家さんが多い中作品の絵も綺麗で可愛かったです!ヒロインのかのこちゃんと、幼馴染でイケメンで女子に人気者の燿くん。燿君の取り巻き?に嫌がらせで突き飛ばされて車にひかれる事故に。大けがのかのこちゃんを助けるためにヴァンプの燿くんが血を与え、けがは治って元通りになったものの、なぜか燿君に発情して、燿君の体液をもらわないと発情が収まらない。子供のころから弟のように思って「私が守らないと」と接してきた燿君にせまられて心は抵抗するかのこちゃんと、出会った時から「嫁にする。」と豪語してきた燿君はここぞとばかりに発情するかのこちゃんを押し倒しまくり、キスで体液を…という展開ですが、無料分の5話ほど読みましたがこの「ヴァンプ」という種族が物語の中でどういう存在なのか、どういう能力なのか、血を与えることで与えられた人間はどうなるのか、今のところ「発情」しかしておらずそれを収めるためにキスとおさわりの繰り返しで、ヒロインの心情の変化もただ流されるだけという感じ。TLなのでそういう展開はあっていいのですが、連載で5話も読んでキャラのことが何もわからないな…と。と、いうか「ヴァンプ」という設定が今のところただエッチな展開に持ってくだけの能力でしかないのでヒーローの燿君がかっこよく見えない…嫌がらせでヒロイン道路で突き飛ばして車に轢かせるってとりまきの女の子たちも犯罪で度を越えてるし、これをヴァンプの能力チョイ出しで迫力の制裁とかがかっこいいと思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか…。ヴァンプの能力が「発情させる」以外5話まで読んでもわからないのは後の話のための出し惜しみなのでしょうか。最終回を迎えたらどう終わったのか確かめてから面白そうならコミックスで買おうかな と思います。あと、かわいい絵なのにキャラクターの鼻を描かないのは違和感。