このレビューはネタバレを含みます▼
個性的なお話と聞いたので7まで読んでみました。
妖艶な受けは好みなので表紙の青年受けのBL(濡れ場あり)を期待したのですが、思ったのとまったく違う方向に七転八転、、
雨の日だけに現れる、表紙の青年(何故か悪魔絵師金●先生チックな絵柄)に人生を狂わされていく人間達の話がテーマなのですが、途中からなぜだかウシジマくんを彷彿とさせる底辺人間ドラマが主体になります。
主人公の彼女(頭がかわいそうなスイーツ)とか謎の金融屋おばさん(女装、まったく萌えない)とかヤンキーとかキャバクラ従業員とかヤクザとか、不必要な登場人物がやたらとでしゃばって殺伐とした会話を繰り広げ、無駄に尺を奪っていきます。
登場人物は全体的に不愉快です。
確かに最後に着地させるところ次第で評価は変わるとは思いますが、
これBLでやる必要ないよね?
一体どこの需要を狙っているのか
いろんな要素がバラバラで、とにかく何を見せたいのかわからないです。
読者はもっとシンプルなものを求めてると思う。
ストーリー重視の大作BLにしようとしてるとしても、もう少し無駄を省いて萌えさせてほしいです。