このレビューはネタバレを含みます▼
自分が学生の頃から好きで買っていた漫画でした。母と一緒に読んでいます。ドラマも見ましたし、思い入れもたくさんあります。正直今まで読んできた中で一番オチにガッカリしました……。メイちゃんの婿選び編(とまとめます)から展開は大体いつも通りというか、最終的にメイちゃんの突拍子のない行動で大円団みたいな解決をしていきます。それでも理人さんや剣人とのラブコメもありましたし、思い出補正で買い続けていました。しかしDX20巻、卒業式の話で終わらせてくれなかったのはなぜなのでしょう……?宮城先生は後書きで描きたかったとおっしゃっていますが、また20巻分描くことになるという内容を何の説明もなく詰め込んだ結果こちらはずっと頭にハテナが浮かんでいました。どうしてもこれをメイ執の最終話で描かなければいけなかったのですか?他の方も言っていますが、卒業式の俺たちの冒険はこれからだエンドで終わりにしてくれたら良かったです。誰も選ばないって選択をしたはずなのに剣人と結婚?をしているし、理人さんのかっこ悪い負け惜しみみたいな言い訳も見ていて恥ずかしくて、どうしてこんなことを言わせたのか疑問しかないです。最終的にメイちゃんとくっつかないのなら何も語らず見守ってくれていた方が良かったです。何だか今まで好きだったものをすべて壊された気分で、気持ちの整理もつきそうにありません。いつも漫画を読んだら母と感想を話すのですが、メイ執に関してはもう話題にすら出せませんでした。おそらく母も同じ気持ちなんだと思います。メイちゃんが誰も選ばないことは途中で何となくわかっていましたし、それに関しては文句はありません。ですが17年追いかけていて、読者のことを置いてけぼりにする選択を取った宮城先生にショックを受けています。すみませんがもう二度と読み返せません。