クウァトルさん

登場人物たちの絡みが、読み手に対して深読みさせる要素を与えていて、もしかしてNTRモノか？と思わせて実は単なる引き立て役という安堵感をもたらすニクい演出。しかも変に大風呂敷を広げるようなこともなく、それぞれの背景も適度に描かれ収束されている。
タイトルだけ見るとヒロインのチビデブ感満載だが、描かれているのはフツーの女の子だし、Hシーンも過度なイヤラシさもなくフツーに演出されている。見ていて全然不快にはならなかった。
ヒロインと相手の上司の、それまで歩んできた人生と言う背景が真面目に描かれており、結果2人の純愛物語的な脚色を加えられた本作は私にはうまくまとめられていたと感じた。