このレビューはネタバレを含みます▼
1巻無料で読んだコジキです。
この1巻はまあ良かったと思う。
平凡な日常とその幸せをイマイチ満足していなかった主人公だが、弟がいなくなってはじめて実感する。ページ数は少なめだがうまくまとまっていた。
行方不明系はありがちといえばありがちだが、だからこそこの家族がここからどう復興なり何なり、なぜ弟がいなくなったのかをするのか楽しみだったが、1巻のラストとその先の試し読みで戦慄した。
いなくなった状態のまま半年後に帰ってきた?道路で神隠しなの?
その間の半年で両親が絶望してご臨終?早くね?
消えた弟が半年で帰ってきたが既に手遅れだったけどタイムスリップ?で解決に導く、という演出がしたかったのだろうがちょっとリアリティに欠ける。
たしかにタイムスリップをするのに3年も経ってたら無理あるかもとも思うがここは大した問題じゃない。そもそもタイムスリップ自体無理あるし。
両親だよ両親!なにしてんのなに死んでるのアホか!と。まだ主人公がいるのに。しかも主人公は頑張ろうとしてたのに。
1巻の平凡な心情がよくかけていたからこそこのSF展開や早すぎる死に違和感しかない。
神隠しの謎も解けてるんだかどうなんだか…
無料で読んだくせにどうしてもこの辺のご都合主義展開にガッカリしたので書きました。