吾峠先生の表紙絵が素敵だったので描き下ろしの挿絵を楽しみに買ってみました。挿絵は清書ではなく原作コミックのおまけ絵のような感じでしたが可愛かったので満足です。
文章については好みがあるかと思いますが個人的にこの作者さんの括弧や読点を多用するスタイルや台詞回しなどの表現に馴染めず、気持ちよく読むことはできませんでした。
原作と照らし合わせると時系列がおかしい部分もあります。短編5篇の構成ですが3篇が善逸メインと全体的に善逸の出番が多く読後は彼の印象が強く残ります。善逸好きさんには嬉しい本かも知れません。