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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 天狗神

    夢花李

    天狗と人間の輪廻
    2009年5月8日
    この作品はまだ続いているようで、途中モノです。気にするほどでもないかもしれませんが若干BLの雰囲気があり、頬ですがキスシーンもあります。

    1~5話は日本が東西で国としも地理としても真っ二つになり、大人のケンカ(戦争?)をしあっている近未来。
    双子の兄・東雲(実は東の神様)の元に、西の神から使いがやってくる。
    『嫁ぐ』か『戦』か。
    くだらない世を壊したい西の神から人間を助けようと「嫁ぐ(生け贄になる)」と言う兄を止めるため、また和平交渉をするために弟・水雲(もずく)も西の神に会いに行き……というもの。

    そして6話以降は水雲の前世編。
    寂れた里山に住む人間と、人間から生まれた天狗。2つの「さくら」を軸にした、悲しくも美しい物語です。

    「大人のケンカ」にドロドロ感や暗さはないのですが(学生視点だからかもしれませんが)近未来的という点で5話までは好みが分かれるやもしれません。
    しかし前世編は一見の価値ありです。
    ただただ「綺麗」としか言い表せない。
    この2人が後々どうなるのか、どのように近未来編と絡んでいくのか実に楽しみでしょうがないです。

    まだまだ「はじまったばかり」の作品ですが、面白いと思います。
  • 魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~

    山田典枝/よしづきくみち

    心をこめて
    2009年3月26日
    「なにかをしてあげたい。でもなにが一番相手によろこんでもらえるのだろう?」
    魔法が使える・使えないに関わらず、相手になにかをしてあげたいと思った時、それが一番難しい問いだと思います。
    ソラはその問いに一生懸命悩んで、「心をこめて」魔法を使います。そして周囲さえも少しずつ変えていく……。

    すごくいい話でした。『魔法遣いに大切なこと』はシリーズで何作かありますけど、『夏のソラ』が一番泣けました。
  • ふしぎ遊戯

    渡瀬悠宇

    色あせない名作
    2008年3月11日
    現在連載中の『ふしぎ遊戯 玄武開伝』に連なる物語ですが、こちらは約200年の時間が経ち、メインも紅南国「朱雀」に移ります。

    10年以上も前の作品ですが、とても素晴らしいです!
    なんと言っても「七星士」という宿命に選ばれた7人の生き方はカッコよく、また泣けます。それは朱雀七星士だけでなく、敵対する青龍や他の七星士たちもであり、時間の経過は感じさせません。

    連載終了後も外伝小説が発売するなど今もファンが多い「名作」です。