欺かれ聖女と守護竜の婚約【合本版】【シーモア限定特典付き】
志藤ミネ
このレビューはネタバレを含みます▼
フィリアとレーヴの関係性はすごく好きなのです。絵も繊細で話の雰囲気にとてもあっていると思います。
が、話の展開的にもしや端折られてる...?と思える所や(この漫画しか読んでませんが)突然出てきたな...みたいな話がちらほら。
一番の謎はロヴェッタの存在意義...。かき乱すだけかき乱して、なんだか最後はなあなあに終わっている。彼女だけが内面も語られずよく分からない悪役道化。
フィリアに変な執着をしてたのかも、とやっと後半で察しがつくけどそれにしたってあまりにやってきたことがお粗末...。フィリアのレーヴとずっと一緒にいたい決意が、たまにブレる展開は全てロヴェッタが余計なことをしてるから...。できれば決意してからはそこはブレないようにしてほしい気持ちがありました。
あとせめてロヴェッタの行動理由が書かれていて欲しかった。よく分からないまま奇行に走り迷惑をかけ続け、何故か最後は本当はいい人だった的な感じで強引に風呂敷畳まれてるのが1番モヤモヤしました。
色々言いましたが、絵も綺麗でヒロインとヒーローの(主にヒーロー)の性格が好きなので星は4つで。
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