王を統べる運命の子 1巻&2巻セット【イラストラフ画集付き電子限定版】
樋口美沙緒/麻々原絵里依
このレビューはネタバレを含みます▼
4巻を読む前で細かいところを忘れてしまっている為1巻からおさらい中です。物語は序盤から謎だらけで主人公のリオも3年前以前の記憶がありません。そしてお話もゆっくりじっくり進んで行くので、話がなかなか進まないって思う方もいるかもですが、私は主人公の気持ちのあれこれの描写が丁寧に描かれているし、内容もそれでどうなっちゃうの?と思わせてくれて続きが気になって仕方ないです(1回読んでるのに^ ^セスの死にはまた涙しましたよ)7人の使徒は男性だけなのでBL要素はありありなのですが絡みはさらっとしてるので、どちらかと言うと物語重視な作品だと思います。
1点気になることがあるのですが、2巻で王が使徒も兼ねていることが明かされるのですが極一部にしか知らされていないはずなのに(王とのはじめての謁見の時に念押ししてた)王都で使徒をお披露目する時に民衆の間から「剣は陛下だからいいとしても他の6使徒はまた裏切るかも」みたいな声か聴こえてきたと言うような描写があったのですが、極秘事項なのに民衆は知ってるの?は?と思ったのですがどうなんでしょうか?